春の中村軒
2011年 03月 01日
久しぶりの中村軒の店先のショーケースには淡い色合いの早春の和菓子が色々と並べられていました。
靴を脱いで、喫茶室になっているお座敷に上がると、大きな七段飾りの雛人形達が迎えてくれました。
年代物のようで、顔立ちも着物の雰囲気もクラシカルです。
下段には細々とした家具や食器、ミニチュアのザルに入った野菜なども賑やかに並べられ、その様子はまるで「和風シルバニア」。
大抵の女の子が見たらきっとおままごとをしたくなるに違いありません。(笑)
この他、奥のお座敷にも床の間や飾り棚などにいろんなお雛様が飾られていて、お店のあちこちで春の香りを感じることが出来ました。
それぞれのお人形達が、長年「中村軒」の春を飾ってきたのだろうなぁと思いながら、ゆっくりと眺めさせてもらってきました。
この日は気温も高めだったので、大好きな寒天が食べたくなり2人とも‘あんみつ’を注文。
他にもせっかくだからと、名物の麦手餅と、‘ぼんぼり’と名付けられた大福も頼みました。
大福が載ったお皿にもお雛様の絵柄があり、季節感たっぷりです。
早春の中村軒を満喫し、大満足で帰って来ました。