ツバメの巣
2008年 05月 12日
(その時の日記は2006年9月17日に記しています。)
その時の短歌は
「コンクリの壁に残りしツバメの巣 今秋風と共に朽ちゆく」
というものだったのですが・・・
あの時には桑田さんにこの歌をほめていただき、ギターの音色にのせて口ずさんでまでいただき、感激したものです。
実はこのツバメの巣、自転車置き場の中に作られたものだったせいか、全く「朽ちゆく」ことなく、かなり日が経った今年になっても、残ったままになっていました。
あの時の歌には「朽ちゆく」と詠んだものの、その後ひと月経っても半年経っても、なんと2年近く経っても結局そのまま・・だったわけです。(苦笑)
上の写真が当時のツバメを撮したおととしの写真なのですが、ツバメが巣立った後もそのまま巣だけが残されていました。
昨年の春マンションの別のところで何カ所か巣を見かけるようになっても、この自転車置き場に新たな巣が作られることはありませんでした。
それが!なんと今年の春になって、ある夜、ふとこの巣に目をやると・・
つがいのツバメが、この巣に泊まっているではありませんか。
(下が昨夜撮った写真です。)
空き家だったおととしの巣に、今年帰ってきたツバメがいつの間にかこの巣で卵を産んでいたようです。
ひょっとして、おととし巣作りをしたツバメの孫の代が住みに来てくれたのかも・・などと考えては、ほのぼのとした気持ちになっています。
それにしてもー・・・ツバメって巣をリサイクル?(中古住宅?)することもあるんですねぇ、知りませんでした。(笑)
当時の予想では朽ちゆくはずが、今まで朽ちなかったお陰で、今年のツバメさんにとって役に立ったのなら・・・・・・・よかったですよね。
今年も可愛いヒナが順調に成長して巣立つまで、毎日、毎晩、楽しみに見守ってあげようと思っています。