そして亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
また、私の実家が仙台ということで、ご心配いただいたみなさんに心からの感謝を申し上げます。
本当ならもっと早く、ここに《家族はみんな無事です》と書き込むべきだったのかもしれませんが、なかなか指が動かなかったことに、併せてお詫びを申し上げます。
お陰様で、私の家族、親戚、友人、被害の多少はありながらも、みんな幸い今もそれぞれが自宅で過ごすことが出来る状態で、無事でした。本当にホッとしています。
震災の3日後くらいにネットで、こんな文章を見つけました。
【罪悪感にかられて日々を疎かにしないでください。不謹慎という言葉を恐れて人を笑顔にするのを忘れないでください。どんな仕事であれいつもと同じ事を淡々と続ける事が日本の力になります。】
これは陸上アスリートの為末大さんのツイッターです。
それから
【経済はまわらないといけない。”不謹慎”という言葉で経済を止めてはいけない。経済を止めてしまえば、それはいずれ被災地の復興にとってマイナスになる。”不謹慎”なんて言葉を超えたマイナスに。で、その経済をまわす責務は、より被害の少ない地域にいる人間により大きくあるはずだと、僕は思う。】
【仕事をすることはもちろんだけど、普通に買い物して、娯楽を(お金を払って)楽しんで…ってそれぞれにとっての”普通”の消費活動を続けることって、大事なことのうちのひとつなんだと思うよ。「罪悪感」はもちろんあるけど。その「罪悪感」くらい引き受けようよ。”復興”のために必要なんだから。】
これらの2つは、娘と共に大好きな「いきものがかり」水野良樹さん(よっちゃん)のツイッターで呟かれていたものです。
受け止めるのが悲しい現実に、胸がつぶれそうになったり、何をしていても気持ちが重くどんよりとしてしまいますが、為末さんとよっちゃんのとても冷静で且つ前向きな思いがいっぱいの文章に励まされながら、普段通りにこの数日を過ごして来られたように思います。
10日経った現在でも、実家の辺りはライフラインが完全に復旧せず、ガソリンや灯油の供給もストップし、不自由な生活が続いているようですが・・・
私の故郷である大好きな東北が、仙台が、一刻も早く復興し元気を取り戻せますよう願い続けながら、そのために何が出来るか考えながら、これから私も頑張っていきたいです。